2000-02-29 第147回国会 衆議院 予算委員会 第14号
公安委員会の先生方と御相談をし、懲戒免職に当たるのではないかという気持ちもございましたけれども、いわゆる刑罰法規に触れる場合が懲戒免職になるということでございまして、このたびの案件については懲罰法規に触れるというところまでまいりませんものですから、そこが非常に無理であったということであります。その中で、減給の一番きつい処置、五分の一となっておりますが、それを適用することで処置をした。
公安委員会の先生方と御相談をし、懲戒免職に当たるのではないかという気持ちもございましたけれども、いわゆる刑罰法規に触れる場合が懲戒免職になるということでございまして、このたびの案件については懲罰法規に触れるというところまでまいりませんものですから、そこが非常に無理であったということであります。その中で、減給の一番きつい処置、五分の一となっておりますが、それを適用することで処置をした。
(拍手)昨年の両争議に対する、明らかにこれは報復的懲罰法規であることに間違いはありません。 私は、ここに大別して、五点にわたり反対の理由を開陳せんとするものであります。 まず第一点は、先ほども申しました、立法の動機が非常に不純であり、立法の手続が非民主的であるということであります。
ところがこの処罰に対する法規は、患者に対する処罰あるいは通告しなかつた医者に対する処罰というような末梢的なことになつておつて、結局懲罰法規的になつて来ておるということを、われわれは感知するのであります。
本調査は、憲法及び國会法、参議院規則にあります現行懲罰法規を実際に適用する場合に、解釈上いろいろの疑義がございまして、問題が起りましたときに、その解釈が一定しておりませんと、種々の不便と混乱を生ずる虞れがありまするので、昨年十二月十一日議長の承認を得まして調査を開始し、第四回國会の終りに取敢えず中間報告書を提出して皆樣の御覽に供したのでありまするが、更に第五回國会におきましてもこの調査を継続し、この
先程懲罰法規の明文といいますか、内容については細かくなく、つまり大きいところを立法して置いたらいいのではないかというような御意見ですか、これは今日の場合、明朗を図るためには細かいところまで明文化して置く必要がありはしないか、こういうような考えを持つておるのであります。というのはこれは旧立法時代には成る程大きい輪郭を以て、後は判断、自由裁量の範囲を廣くしておつた。
併しその御意見の中に、以前のつまり懲罰法規を大体の方針としてまあ行使せられておるというような御意見がありましたが、今日の場合この以前のつまり天皇制時代の法規に重点を置く。それから今日の場合民主國家としての國会の懲罰関係に対する法規ということについては、何ら新らしい発見をここで得られないということは、率直に申しまするが、私共としては実に残念だと思うのであります。
○大山安君 そうしますると、現在の懲罰法規によつてやや解決し得るものである。併しながら現実においてこれを濫用するという場合には、改める必要もあるのではないか、こういう御意見であるらしい。先程申した通り、とにかく民主國民が選び出したところの我我議員であつて、やはり國民全体の中にいろいろな、つまり主義主張があるわけです。
ただ從來久しく議事に從事しておつた我々、これは衆議院も同じように聞いておりますが、その我々は懲罰法規の沿革的経緯も考え、やはり懲罰にも一應後会不継続の原則の適用があると考えていいのではないかというふうに考えております。
本日の懲罰権の範囲及び懲罰法規の解釈等につきまして、御協議を願いたいと思います。これは過日の打合会において法制局長及び事務当局より一應の説明を聽取したのでありますが、未だ意見の一致を見ない点がありまして、今後本委員会の運営上に幾多の疑義がありますので、この際これらの疑点を一掃いたしまして、將來本委員会のよるべき基準を確定することが必要と思われるので、これが調査の認承を要求したいと思うのであります。